子どもが産まれると、嬉しいとともに心配になるのは教育費ですよね。
子ども一人が幼稚園から大学に通わせた場合、すべて公立で1000万円弱、すべて私立で2000万円越えと言われています。
一般的には子どもが生まれてすぐ、学資保険を契約して大学の入学時の学費を備える人も多いですが、我が家は学資保険を契約していません。
それでも、大学の入学までに500万円以上お金を貯めていようと思っています。
今回は学資保険に入らず、お金を貯める方法をまとめました。
教育費の貯め方
我が家の場合、主に3つの方法で教育費を貯める計画をしています。では、詳しくご紹介していきます。
教育資金の貯め方① 児童手当を全額貯める
子どもが産まれて15日以内に、市区町村に申請すると原則申請月の翌月から児童手当がもらえます。
もらえる金額はこちらです。
3歳未満 | 1万5,000円 |
3歳以上、小学校修了前 | 1万円(第3子以降は1万5,000円) |
中学生 | 1万円 |
4月生まれと考えると、合計で208万5,000円もらえます。
【内訳】 3歳未満 : 1万5,000円 × 35カ月=52万5,000円 3歳以上小学校修了前 :1万円×120カ月=120万円 中学生 : 1万円×36カ月=36万円 52万5,000円+ 120万円+ 36万円=208万5,000円 |
3月生まれの場合は、合計197万5,000円になります。
ですので、児童手当を全額貯金すれば、約200万円貯金できます。
教育資金の貯め方② お祝い金を全額貯める
子どもが産まれると、お祝い金をたくさんいただきます。これは人によって差があると思いますが、我が家の場合、出産祝いだけでも約20万円ほどいただきました。
今後も節目節目で子どものためにいただくお金は、教育費のために貯金する予定です。
いくら貯められるかは分かりませんが、数10万円は貯められると思っています。
教育資金の貯め方③ ジュニアニーサで運用して貯める
ジュニアニーサとは、毎年80万円まで投資することができて、最長5年間、投資から得た利益が非課税となる制度です。
2023年末で廃止される制度なので、今年からの場合は3年間しか利用できませんが、80万円×3年=240万円投資することができます。
運用は安定的な投資信託で年利3%の運用で18年間を予定しています。
計算をすると、単純な複利計算で合計約408万円になります。
投資なので元本保証はありませんが、リスクの少ない銘柄に長期投資することで比較的安定的に運用できると思っています。
大学までに貯められる予定の教育費
我が家の教育費の貯め方は、
①児童手当を全額貯める 約200万円
②お祝い金を貯める 約50万円(予測)
③ジュニアニーサで貯める 約400万円(予測)
合計650万円ほど貯められる予定です。
児童手当200万円とお祝い金は、預貯金なので確実に貯められますが、ジュニアニーサは元本割れのリスクもあるので、期待しすぎず貯金は多めに蓄えておこうと考えています。
学資保険に入らない理由
約半数の方が入ると言われる学資保険に入らない理由を2つご紹介します。
学資保険に入らない理由① 返礼率が低い
学資保険の返礼率を見ると相場は102~105%ほどです。
仮に返礼率105%とすると、200万円が210万円になります。20年近くも預けていて、10万円しか増えないと考えると少し物足りなく感じます。
年率に直すと約0.5%程。それを考えると、あえて資金拘束の強い学資保険にこだわる必要はないと考えています。
学資保険に入らない理由② 中途解約で元本割れのリスク
学資保険は、中途解約すると戻ってくるお金が支払った金額(元本)より少なくなります。逆に言うと、お金を増やして受け取るためには、満期までお金を預け続けるしかありません。
高校入学時や塾代など、大学入学時以外にお金が必要な場合もあると思いますが、学資保険では対応できません。
約18年間という長い期間では何が起こるか予測できないので、緊急事態に備えられるよう、学資保険に入るのをやめました。
学資保険に入らない教育資金の貯め方まとめ
幼稚園から大学に通わせた場合、すべて公立で1000万円弱、すべて私立で2000万円越えと言われている教育費。我が家は大学入学までに500万円以上貯金しようと思っています。
その方法は以下の3つです。
①児童手当を全額貯める
②お祝い金を全額貯める
③ジュニアニーサを活用する
ジュニアニーサは元本保証はなくリスクのある商品ですが、比較的リスクの少ない投資信託を購入・長期投資することで、リスクは軽減できると考えています。
①〜③の合計金額は、単純な予測金額で約650万円です。
学資保険も悪くないですが、返礼率が低いことや中途解約すると元本割れすることが気になるので、我が家は契約していません。
教育費の貯め方に正解はないので、それぞれのご家庭に合った方法を探してみてください。我が家の方法が一つの参考になると幸いです。